建設

    「現場の本音」と「会社の変化」を語り合う。足場職人と総務が目指す、誰もが豊かに働ける未来。【南栄リース株式会社】

    2026.07.22

    南栄リース株式会社

    総務課 課長

    小屋敷 伸吾

    業務課 課長

    江平 賢治


    「現場の本音」と「会社の変化」を語り合う。足場職人と総務が目指す、誰もが豊かに働ける未来。

    南栄リースで活躍する、入社7年目の現場リーダー江平さんと、入社10年目の総務メンバー小屋敷さん。それぞれの視点から会社を支える二人が、お互いの転職ストーリーや仕事への想いを語り合います。「年間休日115日への挑戦」に伴う現場とバックオフィスのリアルな本音や、現場の声を吸い上げてカタチにする熱中症対策まで、南栄リースの「人を大切にする社風」が伝わる本音トークをお届けします。


    埼玉から鹿児島へ、異業種から南栄リースへ。私たちがUターン・転職を決めた理由
    ――まずは南栄リースに入社された経緯から教えてください。

    江平さん:私は新卒からずっと足場業界にいて、前職は埼玉県にある足場会社で約9年間働いていました。ただ、私も妻も鹿児島出身でして、子どもが幼稚園に上がるタイミングで「これからの人生、どこに骨を埋めるか」を話し合ったんです。お互いの両親のこともありますし、「何かあったときにすぐ駆けつけられる地元に帰ろう」とUターンを決めました。自分には足場しかなかったですし、前職と同じ種類の足場材を扱っていて、即戦力として経験を活かせる南栄リースを選びました。

    小屋敷さん:ご家族を大切にされてのUターンだったんですね。実は私も、転職のきっかけは「家族」でした。前職は個人経営の社会保険労務士事務所でアシスタントをしていたのですが、子どもが大きくなるにつれて、もっと安定してしっかり稼げる環境に移りたいと考えたんです。また、当時は地元の日置市から近いところで子育てを安定させたいという思いもありました。足場のことはまったくの無知でしたが、総務の募集があり、社労士業務の経験を活かしたかったことと、民間企業の内情を学びたいという思いがあり会社を選びました。

    プレイングマネージャーとしての挑戦と、職人としての原点
    ――江平さんが所属する業務課の役割と、現在の具体的なお仕事について教えてください。

    江平さん:メインは現場での足場の組み立てと解体作業ですが、今は現場に入りながら管理も行うプレイングマネージャーのような役割を担っています。具体的には、ヤード(資材置き場)の管理、トラックの車両管理、そして下請け(外注)の職人さんや、特定技能スタッフ1名・技能実習生4名を含むチームへの指導・教育です。「こういう足場の組み方をしよう」「ここに気を配ろう」といった安全や品質に関する教育も僕の担当です。

    小屋敷さん:江平さんは現場のメンバーからも頼られる真ん中のポジションですよね。そもそも、新卒の段階でなぜ「足場」の仕事を選ばれたのですか?

    江平さん:本当に正直にお話しすると、高校生のときは鹿児島を出たくなかったんです(笑)。でも親から「県外を見てこい」と言われ、一番近そうな熊本の求人を高校の進路指導室で見つけました。求人票に「8:30〜17:30」と書いてあって「これだ!」と、半分勢いで決めました。ただ、工業高校出身ということもあって「トビ職ってカッコいいな」という憧れは根底にありましたね。やってみると、体を張った分だけしっかり稼げますし、気づけば仕事の楽しさにすっかりはまっていました。

    年間休日115日への挑戦。現場とバックオフィスの境界線
    ――南栄リースでは近年「働き方改革」を進めているそうですが、現場とバックオフィスそれぞれの視点から本音をお聞かせください。

    小屋敷さん:はい。会社としてここ5年で休日を10日以上増やし、今年の4月からは年間休日115日に拡大しました。基本は土日・祝日休み(月末・月初のみ土曜出勤あり)で、ほぼ完全週休2日制に近い形まで整備を進めています。新しく入ってくる方々に「建設業でもしっかり休みが取れるんだ」と安心して応募してもらい、今いる社員の満足度も上げることが目的です。

    江平さん:一会社員としては、休みが増えるのは本当にありがたいことです。週休2日は大きな特権だと思います。一方で、現場を管理する管理職としてのリアルな本音を言えば、現場からは工事を間に合わせるためには現場に入りたい、という声があるのも事実です。ですが、休みを取るのは重要なことなので、決められた時間の中で完結できるようにしています。

    小屋敷さん:本当にそこは比例しないというか、現場の作業時間が圧縮される分、限られた時間内で成果を出さなければいけないということもあります。そこはバックオフィス側としても心苦しい部分があり、3年以上議論を重ねてきた部分です。ただ、見方を変えれば、給与を下げずに労働時間を減らすことは「目に見えない昇給」でもあります。最終的に目指している「人が集まり、みんなが豊かになる」という方向性は現場も総務も同じだと思うので、対話を重ねながら、より良いバランスを見つけていきたいです。

    家族との時間と、自分の仕事が街のカタチとして残る誇り
    ――お忙しい日々の中で、江平さんはお休みの日はどのように過ごされていますか?また、仕事のやりがいについても教えてください。

    江平さん:9歳と4歳の男の子が2人いるのですが、日曜日は体力の限界まで全力で子どもと遊んでいます。日曜日、家族でドライブに出かけたときに、「あ、この家、パパが足場を組んだんだよ」「あの高いところまでパパが登るんだよ」と見せられる瞬間が、実は一番のやりがいなんです。子どもから「パパすごい!」と言ってもらえると、やっぱり誇らしいですし、「すごいでしょ!」って少し自慢しちゃいます。自分の仕事が街のカタチとして残ることは、家族にも胸を張れる大きな魅力ですね。

    「氷の争奪戦」から独自の手当まで。現場の声をカタチにするカルチャー
    ――最後に、南栄リースの現場の環境整備や、現場の意見がどのように会社に届いているか教えてください。

    江平さん:年々、夏の暑さは厳しくなっていますが、会社からのサポートは本当に手厚いです。ファン付きの「空調服」の支給はもちろん、事務所には経口補水液(OS-1)やポカリスエットの粉末が常備されていて、自由に現場へ持っていくことができます。特に助かっているのは、事務所に大きな製氷機が2台あることです。私のいる営業所は、実習生や外注さんも含めると18名以上の職人が動く一番大きな拠点なので、毎朝、氷の争奪戦が起きるほどです。賢い職人は、前日の夜のうちに自分のクーラーボックスに氷を詰めてチャージしています(笑)。これも、現場からの要望を会社がすぐに聞き入れて増やしてくれたものです。

    小屋敷さん:総務としても、現場が少しでも安全で快適に働けるように要望にはすぐ応えたいと思っています。昨年から専属の下請け業者さんに対しても、夏場は1日1現場につき「熱中症対策手当」が別途支給されるような環境をつくりました。自分たちで必要な備えをしてもらうための手当ですが、ここまで協力会社のことまで考えてくれる会社は本当に珍しいと思います。

    ――現場のリアルな要望が、しっかりと会社に届く仕組みがあるのですね。

    江平さん:はい。月に1回、月初に開催される「安全会議」の場などで、現場の社員や下請けさんから上がった声を私がまとめて会社に提案しています。創業39年の歴史の中で、こうして働く人たちの声が福利厚生や環境改善にそのまま反映されてきたカルチャーがあります。

    小屋敷さん:これからも、現場のリアルな意見をどんどんバックオフィスに届けてほしいです。現場と会社が一体となって、もっと働きやすい南栄リースを一緒に作っていけるように全員で取り組んでいます。


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