
IT
「寄り添う力」がエンジニアの真価。ユーザー視点のITで、故郷・鹿児島から商いを元気にする。【GROWIT株式会社】
2026.07.22
GROWIT株式会社/取締役副社長
阿多 明直
大西グループのDNAを継承するGROWITが、2026年4月に鹿児島オフィスを開設した真意。
アパレル・雑貨の総合卸「大西グループ」のIT部門から独立し、流通業界のDXを牽引する株式会社GROWIT。2026年4月、同社は新たな挑戦の舞台として鹿児島オフィスを開設しました。なぜ今、鹿児島なのか。新拠点に懸ける想いと求める人材像について、同県長島町出身である同社の取締役副社長にトップインタビューを行い、そのビジョンを詳しく紐解きます。
ー大西グループの情報システム部から独立し、GROWITを設立された背景についてお聞かせください。
私たちはもともと、多様な事業を展開する「大西グループ」の中にあって、基幹システムの開発から運用・保守、インフラ構築、業務効率化の推進など、グループ全体のDXを一手に担ってきた歴史があります。
独立の直接のきっかけは、グループの小売店のお客様から「POSレジや販売管理システムを開発してほしい」とご依頼をいただいたことでした。実際にシステムを構築して提供したところ大変喜ばれ、同時に小売・卸売業界全体におけるIT・DX化へのニーズが非常に高いことを肌で実感したのです。
複雑な業務や長年の商習慣が根強く、デジタル化が進みにくいと言われるこの業界に向けて、私たちが長年蓄積してきたITノウハウを役立て、広く社会に貢献したい。その強い想いから2021年に独立し、GROWITとして新たなスタートを切りました。
ーシステム開発において、他社にはないGROWITならではの「強み」や「価値」はどこにあるのでしょうか。
一言で言えば、「利用者である店舗側の視点を深く理解している点」です。私たちは単に依頼された仕様書通りにプログラムを書くシステム開発会社ではありません。「使いやすさ」や「現場が本当に求めている機能」を何よりも重視し、経営層から店舗スタッフまで、幅広い現場の声を丁寧に吸い上げながらシステムを作り上げています。
私たちは、技術そのものを売るのではなく「商売の成功」をゴールに据えています。だからこそ、お客様自身も気づいていないような潜在的な課題や可能性を一緒に発見し、「現実的な提案」と「夢のある提案」の双方を提示しながら、事業の成長を伴走支援できる。この姿勢は、ユーザー企業としての経験を持つGROWITだからこそ提供できる独自の価値だと自負しています。
ー2026年4月に開設された「鹿児島オフィス」ですが、このタイミングでの鹿児島進出にはどのようなビジョンがあるのですか。
鹿児島への進出は、単なる優秀な人材の獲得(採用戦略)だけが目的ではありません。実は私自身が鹿児島県長島町の出身であり、いつか故郷に恩返しをしたい、地域に貢献したいという想いをずっと抱いていました。地元の企業さまと深く連携しながら、地域に根差したITパートナーとして鹿児島を元気にしていきたいという明確なビジョンがあります。
具体的には、地域企業のDXを支援すること、そして地元の技術者が都市部に流出することなく、地元に居ながらにして成長できる環境を作ることです。この鹿児島オフィスを、将来的に「鹿児島から全国へ新しい価値を発信する拠点」へと育て上げ、グループのミッションである「人を、商いを、元気にする!」を地域社会から具現化していきたいと考えています。
ー鹿児島オフィスで働くエンジニアにとっては、具体的にどのようなキャリアや働き方の魅力がありますか。
地方の拠点であっても、下請け的な業務ではなく「上流から下流まで一気通貫で関われる」ことが最大の魅力です。要件定義や設計から開発、導入、その後のサポートまで一連のプロセスに携わり、お客様の生の声を直接聞きながらものづくりができます。これはエンジニアにとって大きな働きがいです。
さらに、待遇面でも大きな安心感を提供しています。給与水準や各種制度は、大阪本社とまったく同じ基準を採用しています。地方にいながら都市部と同水準の待遇で働けるため、UターンやIターンを希望する方にとっても、生活と仕事のバランスを高い次元で安定させ、長期的なキャリアを描くことが可能です。また、本人の適性や興味に合わせて新しい技術やプロジェクトへの挑戦を歓迎し、応援する文化が根づいています。
ー最後に、GROWITが最も大切にしている価値観と、新しく迎える鹿児島の仲間へのメッセージをお願いします。
私たちが仕事で最も大切にしているのは「コミュニケーション」であり、目の前のお客様に徹底的に「寄り添う姿勢」です。AIが急速に進化するこれからの時代、技術力だけで差別化することは難しくなります。だからこそ、現場の声を丁寧に受け止め、困りごとを深く理解し、その企業がより良くなる未来を一緒に描く“ITコーディネーター”としての役割が求められるのです。寄り添う力こそが、これからのエンジニアの真の価値になります。
私自身も複数の受託開発会社を経て大西グループに転職し、常に新しい技術へ挑戦し続けてきました。GROWITには、流行の言語の習得や研修など、社員の「挑戦→成長」を会社全体で後押しする風土があります。
鹿児島オフィスはまだ立ち上がったばかりの組織です。これからの組織づくりや事業拡大に直接関わることができ、地元企業と連携しながら地域に活力を生み出していく“手応えのある仕事”が待っています。「明るく、人と関わることが好き」で、地域を元気にしたいという熱い想いを持った方と、新しい未来を共につくっていけることを心から楽しみにしています。
公式サイト:https://www.growit.jp/
公式Instagram:ー

